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長野県大町市
  佐野坂峠を越えると白馬村から大町市に入ります。塩の道を往く旅人を迎えてくれるのは、仁科盆地の美しい湖、青木湖、中綱湖、木崎湖です。これらは仁科三湖と呼ばれます。
  千国街道はこれら3つの湖の西岸を通って大町市街にいたりますが、木崎湖では東岸に脇往還が開かれていました。脇往還は仁科郷で街道本道と合流します。
  ところが、大町宿の手前で市街中心部へ向かう街道から脇往還が分岐して、東山の麓を往くことになります。
【写真は青木湖南西畔の集落:撮影5月】
仁科三湖から南へ  

青木湖西岸の千国街道を歩く

白馬村南端の佐野坂峠を越えると大町市に入ります。眼下に青木湖が見えてきます。 ここから十数キロメートルは、南北に長い巨大な谷間にある仁科盆地と3つの湖の畔を往く旅となります。
青木の集落では街道沿いの家並みをめぐり、古い神社観音堂を訪ねます。

春の青木湖北岸の樹林(5月)

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中綱湖西岸の千国街道を歩く

青木湖の南端を出発して農具川の渓谷を南進すると、まもなく中綱湖北岸にいたります。そこから湖西岸の急峻な尾根下を往く小径をたどって中綱の集落まで歩きます。 急峻な尾根裾の道ですが、美しい湖面を見おろしながら、進昭寿と広葉樹の混合林や山桜並木を愛でながらの楽しいトレッキングです。

中綱湖畔遊歩道の美しい桜並木

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中綱集落を歩く

中綱湖西岸の山麓斜面にある中綱集落の家並みは、郷愁を誘うなつかしい姿です。小ぢんまりした小村ですが、心癒される古民家の家並みや薬師堂、水神社、石仏群に出会うことができます。 仁科三湖沿いの塩の道を堪能するなら、ぜひ訪ねたい場所です。ヘラブナ釣りの名所です。

中綱集落の菜の花と古民家

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中綱湖から木崎湖まで歩く

中綱集落を出発して木崎湖北岸まで千国街道跡をたどります。農具川が刻んだ谷間の道のりは約3キロメートル。 標高差にして70メートル。高低差のある道からは木崎湖の輝く水面を望むことができます。
 ⇒参考資料:仁科三湖の地質構造

木崎湖北岸の風景

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木崎湖北西岸の集落を歩く

千国街道は木崎湖北岸に近づくと西側の尾根裾に向かって曲り、北西側から湖面を見おろしながら湖畔の集落に入っていきます。 集落の家並みは山腹の急峻な斜面から湖畔まで続いていますが、時代を下るにしたがって家並みは湖畔に降りてきたようです。

木崎湖北岸の風景

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湖北西岸の集落の不動尊と伊勢社

木崎湖北西岸の集落は、北村、宮沢、西海ノ口、南平という小村が集まって形成されました。 寺院や神社は宮沢と西海ノ口地籍に集まっています。かつては人びとが集まる祈りの場だった不動尊堂と伊勢社をめぐり、さらに上諏訪神社を訪ねます。

山裾の不動尊堂はすかkり古びている

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木崎湖西岸の千国街道を歩く

木崎湖北西岸を往く塩の道は、今は湖畔近くまで降りています。でも、かつてはもと高い位置の山腹を通っていました。 湖畔の遊歩道が今は千国街道となっています。湖面を見おろしながら、その遊歩道を南西岸の森城跡まで歩きます。

カラマツに囲まれた湖西岸のキャンプ場

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木崎湖東岸の(脇街道)集落を歩く

木崎湖北西岸を往く塩の道は尾根山腹の急斜面にあって険阻です。そこで、湖東岸を往く脇街道が古くから開削されました。
東海ノ口集落を歩いて、脇街道の痕跡を探り、古い仏堂神社を訪ねます。

東海ノ口集落の古民家

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木崎湖東岸の稲尾集落を歩く

木崎湖東岸の東海ノ口から国道148号南に進み、湖に張り出した尾根を回り込むと、谷に挟まれた緩やかな斜面に出ます。 稲尾沢川がつくった扇状地で、そこが稲尾集落です。集落の西側の湖畔低地には水田地帯が広がっています。

稲尾にある小さなお堂: 名も由緒も不明

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木崎湖の南東岸を歩く

稲尾集落から湖畔道路を南に歩きます。湖岸にあり出した居谷里山の尾根を回り込む道で、樹林や並木に囲まれた緑陰の美しい散策です。 湖畔の散策を楽しんでから、農具川に沿って湖岸を離れて三橋堂をめざします。

木崎湖畔の遊歩道

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三橋堂を訪ねる

稲尾集落から湖畔道路を南に歩きます。湖岸にあり出した居谷里山の尾根を回り込む道で、樹林や並木に囲まれた緑陰の美しい散策です。 湖畔の散策を楽しんでから、農具川に沿って湖岸を離れて三橋堂をめざします。

木崎湖畔の遊歩道

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森城址にある仁科神社と阿部神社

千国街道の旅はふたたび木崎湖西岸に戻ります。南西湖畔の丘にある森城址を訪ねます。 そこには今、仁科神社と阿部神社が置かれています。鎌倉時代後期に仁科氏が築いた水城の遺構で、「兵どもが夢の跡」です。

仁科氏の祖、阿部氏を祀った阿部神社本道

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室町~戦国期の森城(鳥観図)

森城址本丸跡の仁科神社の参道脇にある説明板を参考に15~16世紀の森城を鳥観図で復元してみました。 往時、木崎湖畔の自然環境を巧みに利用した難攻不落の水城だったようです。

森城(想像復元)鳥観図

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森城址の集落をめぐる旅

森城址の三ノ丸以南の湖畔丘陵には、かつて観光客で賑わった民宿街があります。 高齢化や観光の多様化で最近は寂れていましたが、再活性化の動きも見られます。 美しい湖畔風景を愛でながら、森集落をめぐり歩きます。

湖畔の船着き場(湖面レジャー施設)

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東山山麓の千国街道(塩の道)を歩く

大町市街の東方、東山山麓を往く塩の道。市街と高瀬川を見おろす段丘上にあるのどかな小径です。 市街の背後に迫る北アルプスを遠望しながら、ゆっくり歩きましょう。

晩秋のリンゴ畑脇を往く塩の道

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霊松寺探訪

鬱蒼とした山林に囲まれた古い寺院を訪ねてみましょう。きっと心が洗われます。
晩秋、美しい紅葉・黄葉に取り巻かれた霊松寺。森閑とした時間が流れていきます。

錦繡に取り巻かれる霊松寺楼門

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塩の道 社地区を歩く

東山山麓には古代から集落があったそうです。歴史の古い寺院や神社もいくつもあります。
古くから人びとは暴れ川高瀬川の脅威から遠い山麓段丘上に集落と耕作地を拓いてきました。

古い歴史の寺社と集落が連なる塩の道

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盛蓮寺探訪

往古には盛蓮寺は山中にあって七堂伽藍を擁した大寺院だったようです。
この地の領主、仁科盛遠が木曾義仲の霊を弔うためにこの地に移し、以後、仁科家の祈願寺としたのだとか。

鎌倉時代にこの地に移された盛蓮寺

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仁科神明宮探訪

平安時代晩期に伊勢神宮所領である仁科御厨を鎮守するために、領主仁科氏が創建したのが仁科神明宮です。
その後1000年以上にわたって式年遷宮の儀式を継続してきたそうです。明治以前位は神仏習合で大きな寺院もあったのだとか。

仁科神明宮の拝殿

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