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長野県長野市大町~
穂保~津野~赤沼
もとは西厳寺の塔頭だった寺院


▲旧松代道栗田町通りの東脇にある徳乗寺の門柱と庭園

■勝念寺■

  火の見櫓から北に向かって栗田町通りを進むと、道の右側に松などの植栽と門柱があります。ここが徳乗寺です。
  北島山徳乗寺もまた西光寺の塔頭から分寺自立した寺院です。この寺の開山もやはりまた、下総飯野城主、平正晴の家臣だった家門によるものだそうです。
  開山の祖となった北島徳左衛門恵敬は母の勧めで仏門に入り、僧名を恵春と名乗ったのだとか。
  途中の経過はわかりませんが、恵春は長沼に来て西厳寺の保有地で寺を開きました。その後、水害に遭遇いたため、現在地に移り、西厳寺の塔頭に加わったと伝えられています。
  僧としての修行ののちに長沼に来て一寺を開創できたのは、やはり武家だった時代の主従関係によるものでしょうか。
  西厳寺での塔頭だった頃の立地は、旧街道脇で境内の西橋だったことが後に幸いしたようで、今では狭いながらも旧街道に面する端正な庭園を擁しています。


▲茅葺時代の形状を保つ屋根


狭いが端正な庭園があって、その奥に本堂がある

本堂の前から庭園を眺める

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