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長野県塩尻市奈良井
 
 
 
寺下界隈の散策

  妻籠宿でも寺下は、街並み景観の保存が最初に手がけられた区画です。その分、往時の宿場の町屋・街並みの姿が残されているといいます。
  そこで、もう少し詳しくこの界隈をめぐってみることにましょう。

Article in English In Tsumago town Terashita zone began the townscape-keeping movement first.
Then town-shape as a whole and town-houses has been conserved very well.
Shall we walk around and watch carefully here.


寺下から尾又を眺める

【写真上】 寺下から南(尾又方面)を見る。このあたりから街道の両側に家並みがある。
⇒妻籠の街筋の絵地図を見る

Caption in English A photograph above : A view from Terashita. Over there is Omata. From here to south zone, we find the houses on both side of the street.
Then town-shape as a whole and town-houses has been conserved very well.
Shall we walk around and watch carefully here.

■寺下の街並みを眺めて歩く■

Article in English Enjoy the Old Town-View

I would like to walk in Terashita where the old town-sahpe and each town-house have kept very well. Feel nice to walk along the street imaging Kaido-view in the old age.
In Terashita almost rooves of houses are covered with ceder barks. In other zones rooves are covered with tiles, because it is cheaper to maintain them. Covering rooves with ceder barks would take much more cost.
They conserve the traditional structure of the town-houses thoroughly here.

  妻籠の街筋全体も素晴らしいのですが、私としては、古い家並みと町家の様子をとどめている寺下を歩くのが気に入りました。
  木曾路の昔の姿を思い浮かべながら、街道を歩くのが楽しいのです。

  寺下では、妻籠でもいち早く町家造りの家屋と街並み景観の保存が始められたということです。

  上町や中町あたりの家屋の多くは、今では瓦屋根になっています。ところが、寺下では、多くの家屋がいまだに板葺きのまま保存されています。たぶん、この方が、屋根の葺き替えなどのメインテナンスが大変な手間になるでしょう。
  そういう面倒を覚悟しても、往時の建築様式を保存するのには、住民のそれだけ深い覚悟とか粋な心づかいが必要だったでしょう。

  木曾路の町家造りの特徴は、屋根だけにとどまりません。
  道沿い側の造りとしては、しとみや大板戸、そして二階の梁の方が一階よりも道側に出ているの(出梁だしばり)が特徴です。

◆街並みと地形◆

Article in English Town-Shape and Landform

The Kaido-street in Tsumago town runs from south to north. On the westside of the town the river Araragi flows and has a dry riverbed. On the eastside the mountains are drawing near the town.
In Omata zone a ridge and a hillside of the mountain are creeping up near the street. In such a place they couldn't build houses. Then the row of houses are lying only on the westside of the street.
The town-shape with rows of houses on both side of the street comes out in Terashita zone. But in the place under Kotokuji temple a mountainside cut off the row of houses. By the way Terashita means a place under the temple.
The old Kaido went around the mountain-hill westward. But nowadays a new road runs by cutting down the hillside.
On the new road we find a town-house of the traditional architecture charactarizing Kiso-Kaido.

  さて、寺下区を歩いてみましょう。
  妻籠宿は、南北に走る街筋です。街の西側には蘭川が流れていて、その河川敷もあります。東側には山の斜面が迫っています。
  尾又では、街道東側のいたるところに山腹や尾根の端が出張っています。そういうところには、家並みがつくれません。

  尾又から寺下に来ると、ようやく道の両側に家並みが続くようになります。
  けれども、家並みは100メートルも続かずに、光徳寺直下では、張り出した尾根=山腹が家並みをさえぎっています。

  旧街道は、この尾根を避けて、西に回り込む形になっていました。この地形を利用して、江戸期には桝形が築かれていました。
  今では、尾根を切通して、寺下に道路がつくられています。その結果、南から歩いてくると、下の旧街道と上の新道路がわずかな区間分岐することになります。


【写真上】寺の真下の道は、東側が切通し。

  この分岐が、街筋に独特の趣を与えていて、私は好ましいと思います。
  妻籠の街並みと地形を立体的に感じ取ることができるからです。
  地形といえば、馬籠峠を下ってきた道は、寺下まで続きます。が、光徳寺の真下から上町、中町、下町にかけて、ふたたび登り続ける道になります。
  「新しい道路」を登り始めると、正面に、みごとに町家の妻面(横面)の造りを教えてくれるような配置の家屋があるではありませんか。

         

寺下区の様子

寺下区では、道の両側に家並みが続く

土蔵造りの町屋

土蔵造りの家屋もある。
白い壁が街並みに映える。

蔀戸のつくり

往時の町屋の姿

旧街道(下の道)には古い町家造りの家並み。
蔀や大板戸、屋根の造りが特徴的だ。

光徳寺に登る石段

光徳寺に参る石段。
斜度はかなりきつい。

石段から寺下の街並みを見下ろす

石段の途中から街並みを見下ろしてみた

光徳寺の山門

石段を上ると光徳寺の山門

町屋の妻面

木曾路の町家造りの妻面が見える

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