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長野県上田市別所温泉〜
塩田平
湯めぐり、街歩き  

   別所温泉には、小額料金を払えば誰でも入浴できる公衆浴場がいくつかあります。
   街歩きをしながら疲れたら、そんな浴場でひと風呂浴びるのもいいでしょう。レンタルタオルもあります。
  ここは、長野県内でもモーターライダーたちやサイクリストたちの巡礼地の1つで、彼らは街めぐりを兼ねて浴場で一休みして次の目的地に向かう場合が多いとか。
   さて、それでは湯めぐり街歩きの出発点を、安楽寺の黒門としましょう。

▲安楽寺の山門
湯めぐり街歩き絵地図を見る

■大師湯と石湯■

  温泉街は湯川の谷筋で南北に分けられています。
  常楽寺や安楽寺がある街の北西側の山麓斜面から下っていくと、湯川に架かる橋を越え、ふたたび斜面を上り北向観音に向かうことになります。
  向かい合う山裾に挟まれた大きな「谷の底」が湯川なのです。

  さて黒門から湯川の谷に下りて、橋を渡った途端、北向観音門前の商店街になります。だが、商店街に入らずに、参道を右に折れて谷に沿って歩きましょう。

  湯川の右岸(南側)は、左岸よりも一段低い段丘に河畔の小径がつくられています。
  この石畳の小径には、甘味処があるので、ここでアイスクリームや餡蜜、お汁粉を楽しんでもいいでしょう。

◆大師湯◆

  小径を西にさかのぼると、すぐに目の前に大師湯が見えてきます。
  大師湯は、橋の袂にあります。浴場では、タオルなどの入浴用具を借りることもできます。

  大師湯を出たら、橋を渡って温泉街のメインストリートを西に上ってみましょう。
  この道は100メートルほども行かないうちに右折し、街並みは途切れます【写真下】。道はやがて夫神山一帯の森林公園にいたります。

山に向かう道

  この道の左右には狭い小路が何本も連絡しています。山が迫っているので、急な坂の多い地形です。小径は階段と言ったほうがいいかもしれません。

◆石 湯◆

  まもなく石湯が見えてきます。
  石湯と道を挟んで反対側には駐車場があります。車で来た人は、ここに車を停めておくことができます。

  このあたりには、街筋まで山の斜面が迫っている地形を生かして、和風の美を追求した旅館の庭園や建物がたくさんあります。風呂上りに、そんな景観を眺めるのも洒落ています。

◆山麓めぐり◆

  大師湯の横の橋を渡って斜面を上ると、和風の庭園と建物が粋な旅館の前に出ます。
  そこを通る小径は、まるで旅館の庭先の一角のように見えます。ところが、そこを抜けて北向観音の境内に入ることができます。

  観音様の境内をゆっくり散策しながら、境内を南に横切って街筋に下りていってもいいでしょう。
  あるいは、石段を下りて境内を出て谷沿いに歩いてもいいでしょう。
  境内の東側は石垣になっています。その下は大きな駐車場です。

谷沿いの小径
湯川の河床には巨大な岩塊
大師湯
橋を越えると大師湯
メインストリート
道路は山に向かっていく
階段状の小路
道路から上る狭い小径は階段
石湯
立派な入母屋造りの石湯
和風旅館
庭園や植栽で「和の美」を楽しむ

この小路を抜けると観音様の境内
北向観音の下の駐車場

 ▲北向観音の下の駐車場。
  春は桜並木の花が楽しめます。
  境内を支える石垣はひときわ高く、まるで城のように見えます。

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