本文へスキップ
長野県上田市別所温泉〜
塩田平
 
湯川の畔の甘味処

▲湯川の畔には甘味処がある

  街の中ほどには、湯川の侵食作用が生み出した峡谷や段丘があります。
  安楽寺から南に歩くと湯川に出ます。北向観音のすぐ北側に。その谷筋の舗道には、甘味処があります。街歩きに疲れたときにぴったりの休憩場所です。

■山峡の温泉街■

  別所温泉郷は、東に開けた円弧状の山並みのなかにあります。谷間の段丘や扇状地に街集落があって、狭い土地に数多くの温泉旅館や店舗、住宅がひしめいているといった恰好です。
  その分、山に囲まれているのに「都会めいた」雰囲気が漂います。

  というしだいで、温泉街の入り口で車を降りて、レンタル自転車か歩きで街めぐりをすることをお勧めします。
  温泉街の中ほどの狭く深い谷底を沢が流れています。温泉地にふさわしく、その名も湯川といいます。

  周囲の山々は、温泉街に向かって尾根を張り出していて、いくつもの谷筋ができています。上空から見ると、平地と谷筋は入り組んで、カエデの葉のような形をしているでしょう。
  盆状の谷間の差し渡し(直径)は、せいぜい500メートル。そのなかに温泉街があるのです。

  街歩きでは、肩を寄せ合うように並んでいる家並みのあいだの狭い露地や小路をめぐり歩くことになります。山が迫っているので、起伏に富み高低差がある街並みを縫って歩きます。ほとんどが坂の道です。
  家の角を曲がるたび、辻を曲がるたびに、坂を上り下りするたびに変化に富んだ景観に出くわします。日本の古くからの温泉郷に共通する「山間の街」の風景を味わえます。

  老舗の旅館は和風の建物が多く、周囲に和風の庭園・植栽を配しています。それらと由緒ある寺院もあいまって、町並みのいたるところに「和の美」を眺めることができるのです。
  別所は、そんな街歩きの魅力にあふれた街です。

東方の展望
山懐に抱かれた温泉街。東の彼方に見えるのは、
湯の丸高原から高峰高原にいたるスカイライン。

高原の稜線を背景に、今を盛りに咲く桜

街の真ん中を流れる湯川。深い谷を刻む。

和の美がいたるところにある!

▲別所温泉駅に保存されている旧い型の電車

  こんな電車が以前は塩田平の田園風景のなかを走っていました。
  車両の内部には、木製の部分があちこちにあって、丸窓が独特の風情をたたえています。上田電鉄別所線の伝統=丸窓は、現役の電車にも受け継がれています。
  最近は、自転車を手荷物にサイクリングの旅を楽しむ人たちが目立ちます。下の郷駅と別所温泉駅では、レンタル自転車を借りて塩田めぐりをすることもできます。

 
別所温泉とっておき情報

別所温泉の絵地図

  • 別所温泉の街歩きと寺院神社めぐりの案内となる絵地図。
  • 温泉浴場めぐりにも役立ちます。

塩田平全体の絵地図

  • 上田市西部〜塩田平全体の案内図です。
  • 近隣の主要施設、観光地をガイド。

別所の古寺名刹めぐり

湯めぐり街歩き

寺院 唐様の建築様式

  • 唐様の建築様式を説明します
塩田平とっておき情報

塩田平めぐり歩きの絵地図

  • 塩田平のめぐり歩きを案内します。
  • 寺社めぐりにも役立ちます。

山麓の道散策の絵地図

  • 独鈷山麓の遊歩道や寺院・神社めぐりの案内図です。
  • 山野と歴史を楽しむことができます。

塩田平全体の絵地図

  • 上田市西部〜塩田平全体の案内図です。
  • 近隣の主要施設、観光地をガイド。

塩田平の寺社めぐり

奈良井まちあるき

木曾路・奈良井宿を特集

  • 木曽路、奈良井の歴史散歩
  • 街並み景観見て歩き
  • フォトギャラリー など

小布施まちあるき

小布施町を特集

  • 街づくりのコンセプトを探る
  • 街並み景観見て歩き
  • 古寺名刹めぐり
前のページに戻る | 次のページに進む |