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長野県上田市武石本入
 
  美ケ原高原に上田市武石側からクルマで登りました。武石は高原の東麓に広がる山間地です。
  写真:美ケ原高原を往く県道464号から東北東方向を展望。
  ダケカンバとシラカンバの森の彼方に冠雪した浅間山が見える。【20017年10月下旬に撮影】

 
余里一里の花桃の里

  「平成の大合併」で上田市と松本市は、美ケ原高原を南北に連なる中央の稜線を境界にして接することになりました。高原の西半分が松本市で東半分が上田市武石になりました。さらに南東側には長和町が割り込んでいます。
  今回の旅では、上田市武石から長和町和田まで高原の景観を渉猟することにしました。まずは白樺平をめざします。


▲雨上がりの雲間から陽が射し込んできた

▲シラカバは落葉し、カラマツは黄葉し始めた


▲晩秋の白樺平。落葉した樹林では白樺の幹や枝の地肌が白く輝く

■去り行く雨雲を追いかける■


▲雲が移動して青空が顔を出す

  どいうわけか、私が美ケ原高原への旅を計画すると、旅の直前に季節の変わり目の強風雨や雪になり、私は天候の回復を後追いするように高原に登ることになることが多いのです。
  この日も出発時は高原は厚い雲に覆われていて、途中で旅を諦めることになるかもしれないと覚悟しました。が、クルマの進む先へ先へと雨雲が後退して雲が薄れ、晴れ間が広がっていきました。幸運でした。
  雲は南側に後退していったので、尾根を回り込むごとに空模様は変化します。尾根の北側には晴れ間が広がり、南側にはまだ雲が残って垂れこめているのです。


▲雨がもたらした水分が上昇して雲になる

  天の南側には雲が残っていて不安でしたが、標高を上昇するにつれて、まるで雨雲を駆逐する青空の波頭に乗っているかのように気分が晴れていきます。
  それでも、高原に向かう県道は、急斜面を切通し開削して建設したもので、眼下には千尋の崖が見えます。崩れた場所がないか慎重に検分しながら、ゆっくり景色を眺めながら走ります。


▲崖を切通した山道を往く

  昨夜来、嵐のように強風を交えた雨でしたから、風が当たる場所の高木は枝が折れているのが目立ちました。
  崖縁の道路は背中がぞくぞくしますが、反面、遠くまで視界が開けて、尾根の峻嶺や晩秋の森が見渡せます。


▲白樺の森は冬への準備が整った


尾根を上を雲が移動していく

北向き山腹に陽が射し込んで明るむ

強風で折れた枝が目立つ

厚い雲の下はまだほの暗い

黄葉し始めたカラマツ林に陽が当たった

谷間に開けた展望

青空が広がった

天候が回復し気温が上昇すると雲が昇ってくる

白樺平に到着。空は一面青くなった。

 
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