本文へスキップ
長野県上高井郡小布施町
 
 
寺院と神社をたずねる  

逢瀬神社の境内
 ケヤキの樹林となっている逢瀬神社の境内は、「ふれあい公園」になっている。

■逢瀬神社■

  南から国道403号線(往時は「谷街道」と呼んだ)を走ってくると、須坂市から松川を渡ってすぐのところにある神社だ。
  ここから街歩きを始めるなら、松川橋を渡ってすぐ右手にある「公園駐車場」に車を停めればいい。

  何といっても目立つのは、欝蒼としたケヤキの杜。境内では夏でも陽射しが遮られていて、涼しい。通り抜ける微風はすごく気持ちがいい。
  冬には、木立の葉が落ちてやわらかい陽射しが入り込む。
  「ふれあい公園」になっているのも当然だと思う。

  さて、逢瀬神社の「逢瀬」は、「おぶせ」という町の名の起源となったという由来がある。
  もともとは、松川と千曲川との合流地点、つまり逢瀬おうせにあったそうだ。
  「おうせ」がいつしか「おぶせ」に転じたのだという。そして、神社も、水害を避けるために、いつしか今の場所に移設されたという。

  神社の名前と場所は何度か変遷したらしい。
  はじめは9世紀の後半に、諏訪大明神、すなわち建御名方命と八坂刀売命を祀るために勧請され、諏訪社として発足したらしい。
  明治期に逢瀬神社と改称されたそうだ。

  ケヤキの樹林に取り巻かれた境内の南端には、小川が流れている。せせらぎは両岸を笹の茂みに覆われている。
  静謐な樹林のなかを、ちょっとした物想いにふけりながら歩くのもいい。

 

社殿 境内の奥には社殿。昼ごろには、
屋根には強い陽射しが差し込む。

灯籠風の石の祠

境内の南端の笹原のなかを清流が流れている。

横から見た社殿 横から見た社殿。

前の記事に戻る|  |⇒次の記事を読む

 
小布施とっておき情報

小布施町の絵地図

  • 町への交通アクセスがわかる絵地図です。
  • 街全体の地理を知るためにも役立ちます。

小布施の寺院・神社めぐり絵地図

  • 小布施の古い由来の寺院や神社の場所をご案内。
  • 街歩きのガイドになります。

小布施街歩き絵地図

  • タウンウォッチングと庭園めぐりのご案内。
信州まちあるき

奈良井まちあるき

木曾路・奈良井宿を特集

  • 木曽路、奈良井の歴史散歩
  • 街並み景観見て歩き
  • フォトギャラリー など

別所温泉と塩田平

別所温泉と塩田平を特集

  • 別所温泉まちあるき
  • 塩田平をめぐる旅