▲木崎湖を見おろす東岸の丘にある信濃公堂: 入母屋の広壮な建物。松本城の本丸御殿や二の丸御殿はこんな感じだったのかな。


▲信濃公堂がある丘の下、湖畔の眺め。森城の城下町があった辺りを眺める。




▲信濃公堂がある居谷里山の尾根の丘(木崎湖の対岸から)

▲丘にのぼっていく小径は樹林のなか

▲樹林から湖面を望む: 丘をのぼる遊歩コースで

▲張り出した尾根のあいだにある湾のような入り江

▲急坂の先に信濃公堂が見えてきた


▲公堂の西側の草地広場からの眺め

▲樹間から木崎の湖面を見おろす

▲公堂を見上げながら丘を下る

▲駐車場に降りる小径は山林に囲まれている

▲U字形に曲がってから公堂にのぼる小径

◆湖岸の尾根の丘◆


稲尾沢の強清水水源の原水を引いた井戸

  信濃木崎湖夏季大学の会場となっている信濃公堂がある木崎湖南東岸の丘は、居谷里山の北峰から西に張り出した尾根丘の先端に位置します。丘には落葉広葉樹が繁茂し、公堂はそんな森に取り巻かれています。冬季には落葉して見通しが良くなる丘の上から、木崎湖の広がりが見えるかもしれません。

  そんな信濃公堂の立地環境を探るために、駐車場がある表側の入り口からではなく、湖畔の樹林斜面をよじのぼる裏手の小径から訪ねることにしました。このコースの方が、木崎湖と湖畔の美しい風景をたくさん発見することができます。

  ところで、公堂が位置する居谷里山の尾根はなだらかで険しくはないのですが、幅の広い尾根です。木崎湖東岸を通る国道148号は、この尾根をトンネルで通過します。だから、国道をクルマで飛ばしていては、木崎湖南部の美しい風景を眺めることはできません。
  木崎湖南部の景観を見るのなら、トンネルへと続くバイパス陸橋の手前、木崎湖入り口交差点で右折または左折しなければなりません。私のおススメは、右折して八幡神社方面に進み、湖岸道路に回ることです。信濃木崎夏季大学の駐車場にクルマを停めて、散策するのです。湖畔サイクリングもおススメです。


山林に取り巻かれた公堂

公道西側の草地広場(庭)

  さて、公堂は標高780メートルほどの丘の背にあって、湖面との高低差は20メートル未満です。私は公堂西側の急斜面を登りましたが、樹林の木陰を往く小径で高低差は10メートルもありません。
  木々のあいだから湖畔道路と鈍く輝く湖面を眺めることができる、わずか3分もないような小山登りです。公堂は、段丘の上に広がるなだらかな尾根の背にあります。
  建物の西側の庭広場の端から北西方向には、樹間越しに木崎湖の水面と小熊山、そして北西岸のキャンプ場POWWOWの辺りを眺めることができます。つまり、対岸の山並み・稜線を展望するわけです。ここでは、大地溝帯(糸魚川=静岡構造線)の深く大きな谷間に水が溜まって湖ができたという、地形のダイナミズムを体感することができます。


尾根の小高い丘にのぼっていく道は快適

湖畔道路: 右手は木崎湖、左手は居谷里山の尾根

  公堂が、棟側が50メートルほどもある大きな建物で、それを取り囲む敷地の庭も広大です。公堂の造りを観察しながら、その庭を北に向かって60メートルくらい歩くと、駐車場から丘をのぼってくる無舗装の道路に出会います。
  私はその道路を下って湖畔にもどることにしました。

前の記事へ || 次の記事へ |