芦田宿近隣歩き絵地図

  この絵地図では、中山道芦田宿の街歩きと近隣観光をガイドする絵地図です。
  この絵地図では、芦田宿の上手の入り口の経路について、江戸時代の中山道が実際にあったと見られる道筋を示しています。これは、芦田宿にお住いの高齢者の方の案内と説明にもとづいています。それによると、中山道は笠取峠の松並木から現在の国道を斜めに横切って、現住宅地の北側の田園を北北東に向かい、小さなクランク状の道筋で正明寺の参道前辺りで芦田宿に入るようになっていたそうです。
  絵地図の道筋はあくまで略図で、実際にはもっと入り組んだジグザグだったと思われます。そうだとすると、上手の宿入り口の桝形はそのクランク経路から正明寺の門前辺りにあったと推定できます。
  桝形の脇に宿場町の木戸があって、木戸の西脇にあった「やまきや」という旅籠が木戸番をしていたそうです。木戸とは、当時の単独の自治行政区としての町の出入り口にある木製の門で、夜間に定刻を過ぎると夜明けの定刻まで閉鎖することになっていました。

  芦田宿は小さな街なので回るのに長い時間はかからないはずですから、近隣の名所や観光地への連絡路をいくつか示してあります。芦田は高原の街ですから、近隣の高原や田園地帯の風景をめぐるのも楽しいですよ
  女神湖や白樺湖、蓼科高原には数多くの観光スポットがあります。田園風景が好きな人には、芦田宿の北に広がるリンゴ園地帯を回るのもおススメです。4月後半からは、丘陵一面に花が咲き乱れます。5月の「若葉の海」も「なかなかの壮観です!

■Google Maps リンゴ園と「りんご生産農家組合」■